テレビCMでもよく見かける「キンライサー」ですが、実際に利用した人の評判が気になるところです。
この記事では、当サイトが独自調査をしてわかったキンライサーの口コミと、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
キンライサーってどんな業者?
1999年に創業したキンライサーは、「ニッポンを沸かすリーディングカンパニーへ。」を企業理念としています。ガス給湯器・エコキュートの交換工事のほか、住宅設備やリフォーム事業、電気・ガス小売事業なども手がける会社です。
給湯器・エコキュートの交換事業においては、25万件を超える工事実績があります。
エリアによっては即日・翌日の対応が可能で、商品と工事の両方に10年間の保証が付帯していることも特徴です。
また、キンライサーは給湯省エネ2024の対象事業者であるため、エコキュートの交換で8万円から最大23万円の補助金を申請することができます。
給湯器交換についても子育てエコホーム支援事業の対象事業者です。
【キンライサーの基本情報】
見積もり方法 | WEB、電話 |
電話受付時間 | 24時間対応(土日祝営業) |
給湯器・エコキュートの保証 | 商品、工事ともに10年 |
運営会社 | 株式会社キンライサー |
創業 | 1999年 |
営業所 | 全国18箇所以上 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、あと払い、各種QRコード決済、ローン |
給湯器の取扱いメーカー | リンナイ、ノーリツ、パロマ |
エコキュートの取扱いメーカー | 日立、ダイキン、三菱、パナソニック、コロナ、東芝など |
取り扱い機器 | 給湯器、エコキュート、浴室暖房乾燥機、ガスコンロなど |
キンライサーの良い口コミ
ここではクチコミサイトを調査してわかった、キンライサーの良い口コミを紹介します。
接客が丁寧・親切だった
コールセンター・施工スタッフともに、丁寧な対応で満足だったという口コミが寄せられています。
“確認したかった給湯器メーカーごとの特色、機能についてのメリット、デメリットなど詳しく分かりやすく丁寧に説明してくれた。”
“電話で「外気温が高くてエラーになっているかも」「メーカーさんに修理可能かみてもらう方法もある」など、交換以外の可能性を最初に話してくれて、とても好感度高かったです。”
“聞いたことには笑顔で丁寧に対応し、テキパキと施工が進み3時間半くらいで試運転まで完了。その後取り扱い説明をきっちりして、片付けも丁寧に次の現場へと向かわれました。”
対応が早かった
給湯器やエコキュートの突然のトラブルに、素早く対応してくれたという声が複数ありました。
“室外機から漏水が止まらなくなり、買い換えを決断。他社へ連絡したところ混みあっており1週間かかるとの事だったが、キンライサーでは明日伺いますと言ってもらえた。”
“3社に相見積もりで依頼しましたが、一番レスポンスよく対応してくれたのがキンライサーさんでした。”
“夜に故障し、早くお湯を使いたかったので、翌朝電話して急ぎで対応して欲しい旨お願いしました。すぐに折り返しで営業担当の方から連絡があり、その段階で見積もりと説明を受けました。”
価格が安かった
ガス会社やホームセンター、他の給湯器交換業者と比べた際に価格が安かったという口コミも多く見られました。
キンライサーさん以外にも、ハウスメーカーと家電屋へも相見積もりを取りましたが、キンライサーさんが一番良心的なお値段でした。
“メーカー品なのに値段もガス会社より7万円程安く、保証も10年間無料で良かった。”
“5社から見積もりを取りました。一見安い価格でも、口コミを良く見ると、当日追加料金が発生したりするようで、そこも確認しながら決めました。キンライサーは、自宅の給湯器の設置状況を写真で送ると追加料金なしで、明朗な見積もりでした(当日も追加料金なしでした)”
キンライサーの悪い口コミ
良い口コミが集まる一方で、キンライサーを利用してみて「ここが残念だった」「不満を感じた」という声もありました。
ここでは、ユーザーが気になった点を口コミを紹介しながら見ていきます。
工事まで時間がかかった
スピード対応を重視しているキンライサーですが、交換を希望する機種や、工事の希望日などによっては1~2週間程度時間がかかったという口コミが見られました。
“補助金が出る時期で混み合っているであろうという事や、人気機種で仕方がない事だと思うのですが、工事日は見積もりを依頼してから2週間後でした。”
“土日の工事を希望した所、混雑のため来週末まで待つように言われました。混雑具合により、希望の工事日に予約できない可能性があります。それだけ人気があるのかもしれません。”
“現地調査はなく、運搬経路の自宅周りの写真を送り、通路の幅を測り電話で伝えました。工事当日、作業員の方から通路が狭く、2人では運ぶのが難しいと言われました。人数を増やせるか連絡などしてくれましたが、当日では手配が難しく、また後日となり私の仕事もあるので、工事は1週間延期となりました。”
交換工事が出来なかった・断られた
特に設置場所が特殊な場合に、追加料金がかかったり、工事そのものが難しかったりというケースもあるようです。
“給湯器が少し高い位置についていたのですが、「はしごでは出来ません、足場を設置してから言ってください!」と言われた挙げ句に「高い場所なので別途追加料金をいただきます」と言われ渋々承知しました。その後作業日程をくんだ後、さらに「二人で行くので追加料金いただきます」と言われ、結局頼むのは諦めました。”
“給湯器の取り替え場所が狭く、危険な高さにあるため、取り替えは出来ないと言われた。”
口コミからわかるキンライサーのメリット
公式ホームページや口コミサイトを調査してわかった、キンライサーのメリットを紹介します。
施工技術・接客マナーに力を入れている
キンライサーでは、社内にトレーニングセンターやトレーニング職という専門職があり、知識・技術・マナーを細やかに指導しています。
特に工事の施工スタッフにおいては、従来ある「怖い」「質問しにくい」というイメージを払拭するため、身なり・言葉遣いなどの気配りにも注意しているようです。
技術はもちろんのこと、スタッフの接客が丁寧であれば工事の際にも安心できるでしょう。
対応エリアの広さと自社在庫によるスピード対応
キンライサーは全国対応している業者で、関東・関西に自社物流倉庫を持っています。
対応エリアが限定的な業者もある中、営業拠点を多く持ち、自社倉庫で常時在庫を持つことで迅速な対応を強みとしています。
また、コールセンターは24時間365日受付けているため、夜間や休日の急なトラブルに対応できるのもメリットです。
値引き対応が可能
給湯器の機種代金については、メーカー希望小売価格の最大80%オフを謳うキンライサー。
実際に見積もりのやり取りをしたところ、他社との相見積もりも可能とのこと。また、パロマ社の製品は直接仕入れているため、比較的値引きがしやすい機種のようです。
商品・工事10年保証
給湯器・エコキュートともに、商品と工事に10年間の保証を付帯しているキンライサー。
工事保証についてはもちろん、商品についても自社保証なのが特徴です。保証が適用できるかどうかの判断を自社で行うことで、故障の際にも迅速な対処が可能となっています。
また、修理回数の制限がなく、保証金額は無制限※であることもメリットと言えるでしょう。
※免責事項に該当しない事例・購入代金相当額を上限とする
口コミからわかるキンライサーのデメリット
ここでは反対に、キンライサーのデメリットについて紹介。デメリットについては、実際に見積もりを依頼した結果からみえた対応策についても解説します。
居住エリアや機種、希望の工事日によっては時間がかかる
スピード対応を謳うキンライサーですが、居住エリアによっては必ずしも即日・翌日対応とならないケースもあります。
北海道などでは寒冷地仕様、沖縄では対ヤモリ仕様など、居住エリアによっては特殊な給湯器が必要な場合も。その際は受注生産の給湯器を使用するため、工事まで時間がかかることがあるようです。
即日・翌日対応が可能なエリアについては公式ホームページで案内しているため、交換工事を急ぐ場合は参考にしてみてください。
また、希望する機種が特殊であったり、在庫が無かったりする時にも同様に時間がかかるようです。キンライサーでは注文機種が入荷待ちの場合、給湯器の一時レンタルサービスも行っています。
その他にも、土日は工事日として人気のため、工事まで時間がかかると言った声もありました。交換工事を急ぐ場合には、事前にコールセンターに問い合わせて相談してみるのが良いでしょう。
追加工事によって料金が変わる場合もある
給湯器やエコキュートの設置場所や配管・配線などによっては、現場調査で料金が高くなるケースがあります。
WEB見積もりを行った際のメールのやり取りでは、追加工事で料金がかかる可能性について案内が有りました。
現場調査の結果、追加料金がかかることもある様子。ただし内容については事前案内もあるため、料金が不明瞭ということは無いようです。
給湯器の設置場所が特殊な場合などで追加工事が心配な時は、工事の契約前に現場調査を行うことで詳細な見積もりがわかるためおすすめです。
もし現場調査が難しい時は、LINEやメールフォームから現在使っている機種の周辺情報写真を送ることで、より正確な見積もりを知ることができます。
まとめ
キンライサーの口コミや評判には、接客やスピード対応、価格の面で満足の声が集まっていました。
一方、居住エリアや機種、希望の工事日によっては工事まで時間がかかることもわかりました。急ぎの対応を希望する場合は、見積もりの際にコールセンターなどに問い合わせてみましょう。
現在、給湯器・エコキュートの交換工事においては、国や都道府県によってさまざまな補助金制度が用意されており、キンライサーも対象事業者となっています。
【参考】
いずれの制度も予算の上限に達し次第終了となりますので、交換工事を検討している方はぜひキンライサーに見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。